TOPICS / 2021.7.5
大阪府の社会福祉法人「遺徳会」より法人職員の愛唱歌(社歌)作曲の依頼を受け、ミュージッククリエーション専攻と作曲デザイン・コースの在学生を対象とした作曲コンペが実施されました。
6月7日(月)に表彰式が行われ、応募された全11作品の中から、Cr専攻3年・吉田育子さんの『まごころこめて』が、見事最優秀賞に輝きました。
優秀賞には、Cr専攻4年・松塚千裕さんの『ハッハッハ』、Cr専攻2年・村尾真瑚さんの『Happiness』の2作品が選出されました。
審査を担当した遺徳会理事長・嶋田祐史氏からは「これからいくらでも開花する能力と可能性を感じ、夢がふくらんでいる。『まごころこめて』は、心を一つにして共に生きる喜びや、生きる力強さを感じる作品。歌唱を通じて、日々のやる気や意気込みにつながれば」とコメントをいただきました。
今回最優秀賞に選ばれた『まごころこめて』は、今後「遺徳会」の社歌として歌唱されます。
遺徳会の歌コンペの最優秀賞に選んで頂きましたことを大変光栄に思っております。今回の作曲では、遺徳会様の法人の理念をよく理解する事が肝心と考え、参考資料を熟読し、大切にしておられる理念、言葉を拾い出し、思いの部分と絡めながら歌詞として丁寧に綴りました。メロディーは男女年代を問わず、歌いやすい事を心掛けました。職員の皆様に親しみを持って歌って頂ける事を願い、タイトル通り「まごころこめて」作りました。20年間、父母を自宅介護した時の介護関係の方々への感謝も込めて。
今回私は作詞作曲するにあたって、頂いた資料に掲載されていた、『行動指針』に注目して作詞をしました。社歌ということだったので、どんな方たちが働いているのかを想像しながら、誰もが口ずさめるようなキャッチーで元気になれるような曲作りを心掛けました。でもまさか、賞を頂けると思っていなかったので、とても嬉しかったです。
今回優秀賞を頂き、本当に嬉しいです。ありがとうございます。コンペのお話を頂いてから、資料をじっくり読んでどんな言葉を歌詞にするのか、とても慎重に考えていきました。生きるということは当たり前ではなく、自分が生きている今日を大切にすることはとても素敵だと思ったので、そんな風に思えるような曲にしました。そして明日やその先の未来に、幸せを持っていけるように、今自分にできることをしよう、という思いを込めました。