設備・機材
作曲には、クリエイティビティを発揮しやすい環境が大切。良い楽器がそばにあること、最新の機材・設備を自由に使えること、心地いい創作空間があること、切磋琢磨できる仲間がいることも「音楽環境」です。ここは音楽大学ですから、あなたがミュージカル調の音楽・楽曲を作曲したとすれば声楽科や器楽科の学生と録音をしたり、ポピュラーソングを作曲したならポピュラー・コースの学生に声をかけてコラボすることも!このうえない音楽環境に身を置く4年間は、音楽人生の大きな支えとなるでしょう。
クリエーション専攻の専門科目のほとんどをこの教室で行います。
A301「学びの場」と「集いの場」はガラス張りでつながった光の降りそそぐ開放的空間。
机上には、ひとり1台、ヘッドフォンやMIDIキーボードなどのDAW周辺機器を設置、放課後も自由に音楽制作ができます。
情報交換や打ち合わせだけでなく、休み時間や放課後にほっと一息つくこともできるコミュニケーション・スペース。壁面にはギターとベースがパネリングされており、自由に弾くことができます。テーブルにはMIDIキーボードも設置、仲間との交流の中で生まれたアイデアを、その場で形にすることも。
教員や助手が滞在する部屋です。全面ガラス張りになっているため、教員と学生が部屋の隔たりを感じにくく、お互いにコミュニケーションを取りやすい環境です。
国内外の楽譜約50,000点、視聴覚資料約54,000点を所蔵。先人たちの音楽や知識に触れることができます。静かに勉強したい人専用のサイレントコーナーや、グループ視聴覚室なども設置されています。
(※)全専攻生が使用できる共通施設です。
日本最大級の規模。約1,400点におよぶ世界各地の楽器を「日本」「西洋」「諸民族」3つの展示室で展開しています。ベートーヴェンが作曲に使っていた時代のピアノなどもあり、実際に弾いてみることでその音色からインスピレーションを受けることも。
(※)全専攻生が使用できる共通施設です。
1階は食堂、2階は売店や学生が使用できるパソコンなどを設置しています。2階にはグランドピアノを常設しており、演奏会等を開催できます。
(※)全専攻生が使用できる共通施設です。
アイデアを具体的に形にできる、音楽制作に特化したスペース。MIDIキーボードはもちろん、ボーカルや楽器をレコーディングできる「録音ブース」を4部屋設置しています。壁面の大きなホワイトボードは、ブレイン・ストーミング、自主学習に使用できます。
チームでの打ち合わせから音楽制作・レコーディングまで行うことができるオールインワン・スペース。学外のクライアントと打ち合わせをするなど、社会との窓口としても開かれています。この「創作の場」にも録音ブースを1部屋設置。
クリエーション教室には計5部屋の録音ブースがあります。コンデンサーマイクを含む録音に必要な機材が全て常設されており、思い立った時すぐにレコーディングが可能。
ブースの外から中の奏者にディレクション(演奏指示)をしたり、複数のブースを使用して同時録音をするための設備も整っています。
教室には、グランドピアノだけでなく、希少なエレクトリックピアノ『Rhodes MarkⅠ』もあり、休み時間などにも自由に演奏できます。表情豊かな楽器に実際に触れることで、よりクリエイティブな感覚の向上を目指します。
<主な楽器>
■Grand Piano
・YAMAHA C3
■Electric Piano
・Rhodes Mark I Suitcase Seventy Three(75年製)
・Wurlitzer 200A
授業ではピアノと同じ鍵盤数の88鍵MIDIキーボードを1人1台使用します。また、共有スペースには49鍵のMIDIキーボードを15台据え置きにしており、MacBook Proを接続すればすぐにキーボードを使って音楽制作が可能です。
<主な機材>
■MIDIキーボード
・M-AUDIO KEYSTATION 88
・Roland A-49
『学びの場』の机上には、オーディオインターフェイス、ヘッドフォン等のDAW周辺機器が全席にセットされており、学生がすぐに音楽制作に向かえる環境が揃っています。
<主な機材>
■オーディオインターフェイス
・Steinberg UR22 mkⅡ
■ヘッドフォン
・SONY MDR-ST900
業界で幅広く使用されている「AKG C414」をはじめ、数種類のマイクを常設。ボーカルはもちろん、アコースティックギターやパーカッションの録音など、用途に応じたマイク選びができます。
<主な機材>
■ダイナミックマイク
・SHURE SM58
・SHURE SM57
■コンデンサーマイク
・AKG C414
・Audio Technica AT4040
・RODE NT2-A
プロ・ユースのギター/ベース各種、ギター/ベースアンプも各1台完備。共有スペースにあり、自由に手に取って演奏できます。専門科目「ポピュラー音楽構造演習」では、ギター/ベースを一人ずつ使用し、楽器を体感しながら学びます。
<主な楽器>
■Electric Guitar
・Stratocaster/Telecaster/Les Paul
■Electric Bass
・Jazz Bass/Precision Bass
■Acoustic Guitar
■Guitar Amp
・Marshall DSL 40C/Orange Crush Pro 60C
■Bass Amp
・tc electronic BG250 COMBO
クリエーション教室には、幅広いジャンルを学ぶための楽器も揃っています。ハワイアンに使用されるウクレレや、ブルース、フォークなどに登場するブルースハープ(全Key)など、体験を通じて多様な音楽性を学ぶことができます。
<主な楽器>
■ウクレレ
■バンジョー
■三線
■ブルース・ハープ
■カホン
■小物系パーカッション
最大4型の弦楽器セクションが収容可能なメインブースと、ドラム、ピアノ、ボーカルの独立したブースを備えており、離れた場所にある演習室等での録音も可能です。専属エンジニアのオペレーションで、高品質なレコーディングと音源制作を実現します。サラウンドミックスも可能なモニターシステムも完備。
(※)全専攻生が使用できる共通施設です。
1989年3月竣工。ヨーロッパのオペラハウスの様式と風格を継承した本格的な音楽ホールです。
最大756の客席を備えた本格的なオペラ劇場で、学生たちによる演奏会はもちろん、内外の著名な音楽家を招聘した演奏会も開催されています。
(※)全専攻生が使用できる共通施設です。
2000年9月竣工。コンサートに最適なホール機能や、最新設備の数々を備えるホールです。
大学の行事や授業、特別講義などで用いられる他、在学生は無料で使用できるため、様々な演奏会が毎日のように開催されています。
(※)全専攻生が使用できる共通施設です。