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第3回 Music Creation Awards 2021

レポート

2022.2.11・2.13開催



Music Creation Awardsロゴ

『Music Creation Awards』とは?

音楽賞「Music Creation Awards」は、次代を担う若き音楽クリエーターの存在と活躍を社会に広く発信し、彼らの音楽活動とキャリア形成を後押しすることを主な目的として創設されました。

2/11(金・祝)開催の「Music Creation Awards 2021」本編では、ミュージッククリエーション専攻3期生が「卒業作品」として完成させた1枚のセルフプロデュース・アルバムを披露。
第一線で活躍する様々な業界のプロの審査により各賞が選出され、表彰されました。
SDGsにも配慮された本イベント、その様子をお伝え致します!

第3回 Music Creation Awards 2021
開催概要

【 開催日時 】

[ Music Creation Awards 本編 ] 
2022年 2月11日(金・祝)15:00〜17:00

[ MCA オープン・アカデミー ] 
2022年 2月13日(日)15:00〜17:00

【 開催場所 】

[ Music Creation Awards 本編 ] 
大阪音楽大学ミレニアムホール(オンライン無観客配信)

[ MCA オープン・アカデミー ] 
大阪音楽大学A号館301教室(オンライン公開講座)

【 出演者 】


まぐろ
So:ta
DRACOME
まにゃーな
( ゚д゚)ハッ!ʚ( •௰• ໒꒱· ゚
ふじいゆか
マキシコーマ
三宮 奈々
rabiko

【 受賞者 】

最優秀アルバム賞

マキシコーマ

「1年間、みんなと一緒に高め合ってきました。そんな中で、自分のアルバムが受賞したことを、大変嬉しく思います。」

Music Creation Awards 2021で最優秀アルバム賞を受賞したマキシコーマは、音楽プロデューサー、そして作編曲家という立場でアルバムを制作。『Neo Tokyo Station』の全5曲はそれぞれバラエティに富んだアレンジながらも、シティ・ポップというコンセプトが貫かれ、洗練されたグルーヴ感と心地よい和声は、審査員長の三枝成彰先生からも大きく評価されました。

今回のステージでは、ボーカルにchiiを起用した『街灯』を披露。マキシコーマ自らのユニゾンコーラスとも相まって、少し80'sでアダルティ、それでいてワクワク感いっぱいのムードを醸し出していました。

三枝成彰先生からは、「大変素晴らしい楽曲だと思いました。人生100年時代。歳を取ってもできる仕事をしてください。」とのコメントを頂きました。

最優秀楽曲賞

最優秀パフォーマンス賞

まぐろ

最優秀楽曲賞、最優秀パフォーマンス賞のダブル受賞となったのは、まぐろ。

世界中を旅した気分が味わえるというコンセプトで制作されたアルバム『まぐろのおしながき』から、『憧れのラッタッタ~わらびヲ餅編~』を披露。わらび餅と、人気になりたい女子高生の甘くも儚い気持ちを表現したという楽曲は、自ら名付けたジャンル名「フードポッパー」を形にしたような、食べ物が出てくるポップなもの。

耳に残る「ラッタッタ~」のフレーズと、ダンサブルで変幻自在なビートの上で展開される高速ラップがユニークで、凝ったミュージックビデオと共に披露されたライブパフォーマンスに釘付けとなりました。
その濃密なエンタメ性が受賞に繋がりました。

最多ストリーミング賞

合同会社SIGN SOUND特別賞

DRACOME

事前にUPされた動画の最多再生回数アーティストに贈られる最多ストリーミング賞と、合同会社SIGN SOUND特別賞のダブル受賞となったのは、DRACOME。なお、最多ストリーミング賞は今年度より新設されました。

バリバリのバンドサウンドで制作されたアルバム『弱気な自分を捨てちまえ!』は、パンク・ロックやラウド・ロックを愛するDRACOMEからの熱い想いが凝縮されています。

今回披露された『主役は譲らねぇ!』は、「才能なんてクソ食らえ 今しかないんだ!」というサビのフレーズが、日常の中で忘れかけた大事なものを思い出させてくれるような、とても熱いパフォーマンスでした。

最優秀プレゼン賞

まにゃーな

最も優れたプレゼンテーションのアーティストに贈られる最優秀プレゼン賞を受賞したのは、まにゃーな。こちらの最優秀プレゼン賞も今年度より新設されました。

ステージの片隅で黙々と演奏されるトラックは、説明や歌といった言語情報が一切ない、ストイックでミニマルなもの。

90年代初期にヨーロッパで流行したメガデモを思い出させるようなレトロなCG映像とシェイプアップされたミニマルな楽曲で、いつの間にか不思議な空間を創り出していましたが、突如ブツッとライブを終わらせ、無言で立ち去る本人をよそに、あっけにとられた客席も含めての〝プレゼンテーション〟でした。

最優秀チャレンジング賞

ふじいゆか

最優秀チャレンジング賞を受賞したのは、ふじいゆか。

披露された『地図を持って』は、1年間自分自身とじっくりと向き合い、悩みや苦しみについての歌詞をストレートで爽快感のあるロックで表現された楽曲。

自分の内面を赤裸々なまでに掘り下げて歌い上げたパフォーマンスが、聴く者の心に響きました。

「この1年間は苦しかった」
出演者達は皆、そうコメントしていました。

生みの苦しみ。
それがこの高いクオリティに繋がっているようでした。

去年に続きコロナ禍の中で開催されたMusic Creation Awardは、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」が目指すマルチステークホルダー・パートナーシップを実現し、それにより充実化された教育環境の中で、のびのびと創造された作品を肌で感じることができました。

苦しい1年間も、過ぎてみれば一瞬。
その最後を彩ったこのステージは、彼らの人生の中できっと忘れることはないでしょう。

(取材・文 BUBBLE-B)

Music Creation Awardsの様子

【 審査員 】

・三枝 成彰(作曲家)※審査員長
・馬瀬 みさき (合同会社 bransic 作曲家・作詞家)
・裏谷 玲央 (REI MUSIC代表 作曲家)
・岡田 信弥 (株式会社 カプコン サウンドプロダクション室 ミュージックチーム長)
・神田 大介 (株式会社 スマイルカンパニー クリエイター事業部 部長)
・倉田 健次 (映画監督/脚本家)
・関口 夏光 (株式会社agehasprings 取締役 CBO)
・栃尾 恒樹 (有限会社 プレストーン 取締役 音楽ディレクター・エンジニア)
・中野 量太 (映画監督)
・中山 祥 (TMI 総合法律事務所 弁護士)

【 主催 】
大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻

【 協賛 】
Fin Tech 株式会社
合同会社 SIGN SOUND/bransic
社会福祉法人遺徳会

【 協力 】
Billboard Live OSAKA
株式会社 滋賀銀行

【 後援 】
経済産業省

MCA + SDGs

Music Creation Awards × SDGs

~ 持続可能な音楽産業の未来へ向けて ~

音楽賞「Music Creation Awards」の趣旨や基本理念はSDGsと親和性が高く、次世代のため「持続可能な世界の実現」に資する使命は、特に共鳴しています。本「Music Creation Awards」はSDGsが掲げる17目標の内、以下の4つの目標をオプティマイズした取り組みを通じて、SDGs達成に貢献します。

SDGs_04
SDGs_05
SDGs_10
SDGs_17

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)」ことを誓っています。(出典:ジャパンSDGsアクション・プラットフォーム|外務省

SDGs
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