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対談

徳永暁人先生×渡邉茉優さん

株式会社ポニーキャニオン ミュージッククリエイティヴ本部プロモーション部
タイアップ・デジタルプロモーショングループ

「自分の音楽をやり切ってみろ!」
徳永先生のダメ出しは、大きなチカラに。

学生時代から音楽プロデューサーを目指していた渡邉茉優さんは、2020年春からポニーキャニオンに就職。
エンタメ業界での人生をスタートさせた彼女に、Cr専攻教員の徳永先生がエールを贈ります。   
(2020年6月現在)

渡邉茉優さん

――ポニーキャニオンに入社して、どうですか?

渡邉:研修を経て、配属が決まったところです。グループ内ではドラマやCMのタイアップ、SNSプロモーションなども行なっておりますが、私はプロモーターとしてWeb媒体を担当しています。

徳永:配属は、希望通り?

渡邉:はい!まずは音楽の部署にいけて良かったです。また、いきなり音楽制作の現場に入るより、所属アーティストや曲が売れるまでの流れを知ることが大切だと言われていて、今はとにかく勉強中です。

徳永:渡邉さんは学内行事でも、気付いたら皆をまとめてくれていました。人を動かすのがうまくて、プロデューサーやディレクターを目指せる今の会社はあっていると思います。しかも、曲が書けて、楽器が弾けて、Pro Toolsが使えるのだから、強いですよ。

渡邉:嬉しい(笑)本当、いい会社ですしね。ちなみに私の就活の軸は、音楽ができることと大手であることでした。ポニーキャニオンは音楽業界の中でも大手で、大物アーティストや大規模プロジェクトに関わることができます。トップレベルの仕事の進め方やノウハウ、人脈を築きながら、早くディレクターとして音楽制作チームに加わる。そして10年以内にはアーティストを発掘したり育てたりして、ヒットチャートを賑わせるプロデューサーに成長したいです。

徳永先生

――中学・高校時代はどんな夢を持っていましたか?

渡邉:私中高一貫校で6年間合唱をしていたんですが、実はシンガーソングライターになりたくて。でも、高校1〜2年の時に合唱とポピュラーの歌い方の違いがこなせず、1度目の挫折。その後「歌だけより曲も作れた方がいい」と言われ、Cr専攻に進むものの、度肝を抜かれる美声を持った同期に出会い、2度目の挫折。この時、歌は練習すれば巧くはなれますが、魅力的な声は天性のものだと。何をしても、私の目指していたジャンルでは勝てない、と入学2、3ヶ月で悟りまして(笑)私が私らしく輝ける道を選ぼうと、制作側に進むことを考え始めました。

徳永:入学当初、すごく歌の好きな子が入ってきた印象があったけどね。

渡邉:今でも歌は大好きです。ただ1年次の夏には、制作側の仕事ってめちゃめちゃクリエイティブで楽しいじゃん!制作チームかっこいい!と思うようになり、2年次には完全にシフトチェンジしていました。

渡邉茉優さん

――学生生活で大きな経験となった出来事は? 

渡邉:MCA(ミュージッククリエーション・アワード)は、大きな思い出ですね。このMCAで、一旦曲作りから卒業しようと決めていまして。最後に自分が創りたいものを創ろうと取り組みました。

徳永:企画内容には悩んでいましたよね。

渡邉:「みんなで何かしたい」と思っていたんですが、うまく企画に落とし込めなくて。

徳永:そうそう。「このグループをプロデュースしてこんなことさせて〜」と話してくれたのですが、僕はボツを出したんです。

渡邉:徳永先生は、ストレートにダメ出ししてくれますから。

徳永:二度目に出してきたゴスペルの企画案がバツグンに良かった。渡邉さん自身がちゃんと自分を出し切る企画に仕上がっていました。卒業公演で本気で音楽を作りきって、将来制作側の仕事をしていくのと、プロデューサーの真似事をやって、今後制作をやっていくのは違うと話した記憶があります。その後から、いい曲をたくさん持ってくるようになったんですよね。

渡邉
:MCAの本番では、自分自身が歌い切ることはもちろん、親や同期、私に関わって下さった方々への感謝の気持ちもMCで話しました。観に来てくれた親も「音大に行って、Cr専攻に入って良かったね」って。

徳永
:今、渡邉さんは、自分が好きな道を歩みはじめました。だけど、今度、辛いことが違う角度からやってくるかもしれない。その時に「音楽が好き」というスピリッツだけは残しておいてほしい。それがあれば、業種や部署が違ってもやっていけるから。どんなにヒット曲をつくっても音楽が嫌いになったり、どうでもいいやと思うと、ダメになってしまう。これからもそれを忘れないで。体に気を付けてね。

渡邉
:はい、ありがとうございます!

渡邉茉優さん

――Cr専攻を目指すみなさんへ。

渡邉:まず、やりたいと思うことは、全力でやり切って欲しいです。後々自分への言い訳になってしまうから、本当に良くない。あとは、「人との出会い」を大切に。私が今の道に進むことができたのも、親やCr専攻の先生、同期、恩師や友達皆んなのおかげです。
とにかく人生は可能性だらけ!ただの23歳OLに言われてもって感じだと思いますが、やりたいことは後先考えずにやってみてください。それが失敗でも成功でも、必ず自分のプラスに繋がると思います!一緒に音楽人生を楽しみましょう!

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