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教員紹介

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渡邊 未帆


わたなべ みほ(WATANABE MIHO)

大阪音楽大学
ミュージックコミュニケーション 准教授

学歴・学位

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了
東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了 博士号(音楽学)取得

専門分野・主な担当科目

専門分野:
日本の前衛音楽
ラジオ番組企画・制作

主な担当科目:
ミュージックコミュニケーション演習、ミュージックマネジメント演習、音楽企画制作研究、音楽文章セミナー、卒業研究他

研究テーマ

前衛音楽、実験音楽、即興音楽
植民地主義と音楽、カリブの音楽、マグリブの音楽

研究・社会活動

執筆

「スーダラ節」考――笑いとグルーヴは同義である」『ユリイカ 特集:クレイジーキャッツの時代』青土社、2024年2月号。「"UNPOPULAR→POP"と植民地主義の罠:JAJOUKAとJOUJOUKAをめぐって」『UNPOPULAR POPー脱マスメディア時代のポップカルチャー』科学研究費基盤研究(A)「脱マスメディア時代のポップカルチャー美学に関する基盤研究 」 2022年。
「アルバート・アイラーの「ホーム」はどこなのか?―偽民謡としての〈ゴースツ〉」 細田成嗣編『AA―五十年後のアルバート・アイラー』カンパニー社、2021年。
「 ひとが「タチバナる」とき―立花隆は武満徹になにを聞きたかったのか 」『ユリイカ 特集=立花隆』 青土社、2021年9月号。
Les débuts de la musique antillaise au japon (「日本におけるフランス語圏カリブ海音楽の受容」) "Zouk: Trajectoires, Imaginaires & Perspectives” Nakan jounal 1, 2021.(フランス語)
「ハイチの複数の声―アラン・ローマックス、マヤ・デレンによるフィールド録音をめぐって」立花英裕編『クレオールの想像力―ネグリチュードから群島的思考へ』水声社、2020年。
「モロッコ中毒者たちの告白」『ふらんす』白水社、2018年4月〜2019年3月(連載)。
『ジャジューカ―モロッコの不思議な村と魔術的音楽』太田出版、2017年。
「骨まで愛して:矢野顕子弾き語り論」『ユリイカ:矢野顕子特集』青土社、2017年2月号
「カットアップの快楽:大里俊晴音楽論」『RATIO—片山杜秀責任編集』講談社、2010年
「日本のモダンジャズ、現代音楽、フリージャズの接点―草月アートセンターと新世紀音楽研究所の活動を例に―」『東京藝術大学音楽学部紀要第34集』東京藝術大学、2009年。

ラジオ番組制作

NHK-FM「リサイタル・パッシオ」 ディレクター
NHK WORLD-JAPANラジオ ディレクター(2020-2023)
TOKYO FM系列衛星デジタル音楽放送MUSIC BIRD ディレクター(2005-2021)

教歴

早稲田大学法学部 非常勤講師 「芸術論」「表象文化研究入門」「教養演習:現代音楽論」
早稲田大学エクステンションセンター 講師
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科 非常勤講師「ポピュラー音楽研究」(2021)
東京藝術大学大学院映像研究科 教育研究助手(2012-2013)
横浜国立大学教育人間科学部(北仲スクール) 非常勤教員(2009-2012)
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科 教育研究助手(2007-2010)

教育方針

日々の積み重ねを大事にしながらも、つねにオルタナティブな可能性を受け入れる柔軟さを持つこと。

所属学会・団体

日本ポピュラー音楽学会(JASPM)
International Association for the Study of Popular Music (IASPM)
日本音楽芸術マネジメント学会(JaSMAM)
総合社会科学会
日本文化政策学会
音楽本大賞選考委員(2023、2024)