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教員紹介

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木田 雅子


きだ まさこ(KIDA Masako)

大阪音楽大学・大阪音楽大学短期大学部
ヴァイオリン 特任教授

専門分野・主な担当科目

ヴァイオリン実技

研究テーマ

ヴァイオリンの究極の表現力の追求
伝統的な手法のヴァイオリン奏法をベースに、『楽器の持つ能力を引き出しながら、楽曲の意図を最大限に豊かに表現するための手法、またそれらを追求し続けることで自らのポテンシャルを高め続けること』を研究テーマにしています。

これまでの主な活動業績

上記の研究テーマに基づき、ソロや室内楽における後進の指導・育成、関西圏を中心とするソロや室内楽の自身による演奏活動、また未就学児・小学生など低年齢児童の英才教育に重点を置いた活動をしています。

演奏活動

大学在学中の1978年にデビューリサイタルを開催し、その後、大阪フィルハーモニー交響楽団、テレマン室内管弦楽団、アルカディア室内楽管弦楽団をはじめ、多くのオーケストラと共演。NHK-FMに出演。H・シェリング、M・ロストロポーヴィッチ氏の来日時に指導を受けた他、F・アーヨと日本公演にて共演。
海外での出演も多く、ソリストとしてドイツ、オーストリア、カナダ、アメリカにて演奏。2005年には兵庫県音楽団体協議会を代表し、万博記念機構の助成事業「オーストラリア・コンサートツアー」で総督公邸及びセント・ジョージ大聖堂において好演し、好評を博した。近年は、イタリア・ナポリ音楽院からの招聘によりナポリ音楽院・カポディモンテ美術館にてリサイタルを行った他、ベルリンにてピアニスト益子明美氏とのデュオリサイタルを行うなど、ヨーロッパでも活躍している。

社会活動

阪神淡路大震災の被災者の1人として、地域社会と密接に関わった演奏活動(神戸復興、東北復興、三宅島救援、あしながユニセフ基金、アフリカの難病支援など)も大切なライフワークとなりました。
2015年4月には初のCDアルバム「朝の歌」を発表し、2016年4月にはその収益の一部を毎日新聞大阪社会事業団に寄付。
2020年1月には「2020/25年目の春へ」と題した阪神淡路大震災チャリティーコンサートを神戸市灘区民ホールで行い、収益を日本赤十字社に寄託。同年、金色有功章を受章。

教育活動

現在、大阪音楽大学特任教授、県立西宮高校特別非常勤講師。指導者としての信頼は厚く、全日本学生音楽コンクールをはじめとするコンクールにて長年審査員を務めている。

教育方針

ヴァイオリンで美しい音楽を奏でるためには、「良い姿勢」「しなやかな運弓」や「正しい音程」「幅のあるヴィブラート」などの基本がしっかりと身についていることが大切です。 一つ一つ楽曲にじっくり取り組みながら、それぞれの作品の意図を理解し、各曲にふさわしい表情豊かな演奏が出来るようになることを目指し、また演奏者自身の創造力や心が共に豊かになるよう、丁寧に指導していきます。

所属学会・団体

  • 日本弦楽指導者協会理事
  • 神戸音楽家協会会員
  • 東灘文化協会会員

その他

観葉植物を育てる、料理をする、自然の中に身を置く等々、一つ一つのシーンを大切にすることで感性を磨き、いつも前向きに音楽に取り組みたいと思っています。