大阪音楽大学　音楽学部　ピアノ専攻　卒業

専門分野：ピアノ、コレペティートル
担当科目：オペラ実習、大学院オペラ

IPA(国際音声記号）に基づく外国語の発音での歌唱法を研究。
どのように演奏すれば、ピアノでオーケストラの音色に近づけるか。
また、実際のオペラ公演でのコレペティートルの役割について。

平成2年　帝塚山学院高等学校に進学し、音楽コースへ進む。

平成5年　大阪音楽大学ピアノ科入学、田村利子氏に師事。また3回生より伴奏法を梅本俊和氏に学ぶ。

平成9年　大阪音楽大学ピアノ科卒業後、同大学教育助手として6年間務め、その後演奏員として約6年務める。この間、学内オペラに携わり、学生オペラや専攻科オペラの公演に貢献する。学外では、ザ・カレッジオペラハウス、みつなかオペラ、泉の森オペラ、河内長野マイタウンオペラなどで稽古ピアニストを務める。

ドイツ・クロッセンで行われた日独リーダークライス主催の夏季セミナーに参加。修了演奏会に出演。

その他、関西各地のコンサート、コンクール、オーディションで多くの歌手の共演ピアニストとして活躍。

平成13年　マーシー・スタップ氏を訪ね、サンフランシスコで約一カ月の間、モーツアルトの「魔笛」を学ぶ。

平成14年からニューヨークで開催された重松みか氏主催の声楽セミナー「The Summer Program」にピアニストとして参加、最終コンサートに出演。

平成18年　アメリカ、コロンバス州のOpera Columbus　でインターンとして、「椿姫」のリハーサルピアニストを務め、同時にオーディションのピアニストも務める。

平成19年から5年間、夏にコロラド州で開催されるアメリカ有数の音楽祭、Aspen Music Festival and School にオペラプログラムのピアニストとして招待される。

オペラではDavid Zinman, George Manahan, Michael Christie など著名な指揮者のもとリハーサルピアニストをこなし、Richard Bado, Kenneth Merrill らのコーチングも学ぶ。また本番の鍵盤奏者として抜擢される。

その他、歌曲のコンサートや公開レッスンのピアニスト、また室内楽の共演者としても活躍。

ニューヨークではアスペン音楽祭のオーディションピアニストとして雇われる。

平成21年から約3年間、アメリカに渡りテッド・テイラーのレッスンに通いつつ、声楽のオーディションやコンサートなどで国際的ピアニストとして研鑽。同時に、Laguardia Community College で英語を学ぶ。

帰国後、平成26年から大阪音楽大学非常勤講師、演奏員を兼任。主にオペラの授業を担当している。

平成31年、1月、京都教育大学にて特別講義。

現在、ザ・カレッジ・オペラハウス、びわ湖ホール、兵庫県立芸術文化センター、みつなかオペラ、関西歌劇団、堺シティオペラ、鳥取オペラ協会、河内長野マイタウンオペラ等でコレぺティトートルとしてオペラ公演に携わっている。

それぞれのレベルに合った目標を見つけて、その攻略法を探る。
音楽を楽しめるように、楽譜を深く読み解き、その技術を磨く。
無理のない発声で歌詞を発音できる方法を身につける。

共演ピアニストという職業は知っていますか？
魅力的な楽器奏者や歌手、指揮者、またはオペラに関わる演出家やスタッフの方々に出会えます。また、リハーサルでは自分一人では想像もできなかったような素敵な音楽に触れることができます。大阪音楽大学で一緒に勉強しませんか？

学生の皆さんと勉強できることに、いつもワクワクしています。
悔いのない学生時代を送れるように、大阪音楽大学でいろんなことに挑戦してください。