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羽鳥 三実広


はとり みちひろ(HATORI MICHIHIRO)

大阪音楽大学短期大学部
ミュージカル/演劇 特別教授

学歴

慶應義塾大学商学部卒業

専門分野・主な担当科目

  • ミュージカル創作演習
  • ミュージカル総合演習
  • ミュージカル台本読解演習
  • 実践演技体系
  • 演技演習

研究テーマ

  • 日本語における表現の特性と可能性
  • 俳優の人物造形におけるイメージの喚起
  • 演出・演技における脚本読解

研究・社会活動


創作作品

  • 「ミュージカル 異国の丘」浅利氏との共著(東京・四季劇場 2001)
  • 「ソロミュージカル YAKUMO」脚本・作詞・演出(東京・青山円形劇場 2004)
  • 「ファンタジーミュージカル 夜物語」脚本・作詞・演出(東京・前進座劇場 2009、2010)
  • 「ミュージカル 孤児 マリア」脚本・作詞・演出(東京・俳優座劇場 2012、2014)
  • 「ミュージカル 寝屋のはちかづき」構成・演出・脚本・作詞(アルカスホール 2014)

本学創作作品(年度末公演)

  • 「あの鐘を鳴らすのはあなた」脚本・作詞・演出(ミレニアム・ホール 2012)
  • 「マダム・オズ」脚本・作詞・演出(ミレニアム・ホール 2013)
  • 「マリリン」脚本・作詞・演出(ミレニアム・ホール 2014)
  • 「ガラスの戦士」脚本・作詞・演出(アクア文化ホール 2015)
  • 「かがり火 恋唄」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2016)
  • 「ママ、ふり向かないで」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2017)
  • 「空の向こうの物語」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2018)
  • 「ガラスの戦士」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2019)
  • 「湖底のブラームス」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2020)
  • 「隕石の落ちた町」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2021)
  • 「ヒヒ伝説」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2022)
  • 「紡ぎだされる記憶 ーアンドロイド物語ー」脚本・作詞・演出(オペラハウス 2023)

劇団四季時代の主な実績

  • 脚本執筆(浅利氏との共著)
「異国の丘」

  • 演出助手として加わった作品
「異国の丘」「ハムレット」「美女と野獣」「ライオンキング」「アンドロマック」「エルコスの祈り」「アンデルセン」

  • 日本語版台本
「コンタクト」

  • 台本協力
「エルコスの祈り」「ハムレット」「アンドロマック」「青い鳥」

  • 主なストレートプレイ出演作品
「ハムレット」「エクウス」「キスへのプレリュード」「ジークフリート」

  • 主なミュージカル出演作品
「美女と野獣」「ライオンキング」「異国の丘」「ジーザスクライストスーパースター」「日曜はダメよ!」「エビータ」

  • 主なファミリーミュージカル出演作品
「人間になりたがった猫」「はだかの王様」「エルリック・コスモスの239時間」「雪ん子」「九郎衛門」「嵐の中の子供達」「王様の秘密」「二人のロッテ」「冒険者達」「アンデルセン」「ユタと不思議な仲間達」

その他の活動

  • 羽鳥塾ミュージカルクラスと演技クラスでの俳優育成(2004年~2015年)
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの演技指導と演出協力(2006年~2016年)
  • TBS新人アナウンサーのボイストレーニング(2006年~2019年)
  • 全国各地での講演・ワークショップ・演技指導等々多数

教育方針

「明るく、元気で、朗らかに」をコース学生のモットーとし、表現の楽しさにつながる基礎練習の大切さを周知させたい。「夢」を持つのは結構だが、まずは自分と向き合うことで己(おのれ)を知り、「目標」の達成に向かって努力を続けることが大切。「継続は力なり」です。

所属学会・団体

シアタープロジェクト羽鳥 代表
DAION座 代表

その他

プロのミュージカル俳優になるためには、精神面、技術面で何が必要なのか?稽古はどのように為されるべきなのか?具体的な方法を学生に提示するのが私の仕事です。もちろん学生諸君全員がプロになれるわけではありません。一生、演劇やミュージカルの仕事をしていける人間はごく一握りです。
しかし「プロのミュージカル俳優になるための訓練」は、社会人として成長するための原動力である「知恵」「工夫」「気遣い」を学ぶことにもなります。
ミュージカルコースで学んだコミュニケーション能力や表現力、思いやりを武器に、たとえ将来どのような職業・仕事についたとしても、人に喜んでもらえる、信頼してもらえる人間になってもらいたいと願っています。学生生活は決して無駄にはなりません。
好きな言葉は「教えることは教わることなり」です。
ミュージカルコースの教員や卒業生らで構成する「DAION座」で、将来「大阪発信のオリジナルミュージカル」の上演を目指しています。