Cr専攻生の活躍①『FINAL FANTASY VII REBIRTH』音楽制作に参加
実践的なカリキュラムで、多種多様なクリエイティブシーンに求められる「作編曲法」を学ぶミュージッククリエーション専攻(以下Cr専攻)。2016年の専攻開設以来、多くの学生が創作の現場で活躍しています。その一端を、Cr専攻で学んだ先輩の声とともに紹介します(全3回)。
作品/ゲーム『FINAL FANTASY VII REBIRTH』
Cr専攻2期生の碓井淳之介さん(2021年卒)が、2024年2月29日にリリースされた『FINAL FANTASY VII REBIRTH』の音楽制作に参加されました。
『FINAL FANTASY VII』リメイクプロジェクト最新作
FFVIIを現代の技術で蘇らせる、3部作「FINAL FANTASY VII REMAKE」プロジェクトの2作目としてリリース。
碓井淳之介さんからのコメント
『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は私が入社してから担当した中では一番大きなタイトルで、当初あまりの物量に驚愕しました。その中で私は、ミニゲーム周りの楽曲を主に担当しました。
ミニゲームはとにかくバラエティに富んでいて、それに応じてBGMもビッグバンドジャズやオーケストラ、ピアノソロからサンバまで、相当幅広いものになっています。ゲーム内の状況によって楽曲のアレンジが変化するインタラクティブミュージックも多く取り入れています。ミニゲームごとに戦況の移り変わり具合も異なるので、それに伴って楽曲の変化の幅も変わってくるというのが難しい部分でした。
個人的に思い入れの強い楽曲は、カードゲーム『クイーンズ・ブラッド』。作中での登場回数が多いミニゲームなので、何度プレイしても何度聴いても気分が上がるような気持ちよさを意識してアレンジしました。そして今作では作編曲だけでなく、シタールの演奏や合唱隊として歌唱に参加したり、さらにはコントローラの振動を付けたりなんかもしています。
私自身全力で楽しみながら制作に取り組みましたので、一人でも多くの方に体験してもらえると嬉しいです。
ミニゲームはとにかくバラエティに富んでいて、それに応じてBGMもビッグバンドジャズやオーケストラ、ピアノソロからサンバまで、相当幅広いものになっています。ゲーム内の状況によって楽曲のアレンジが変化するインタラクティブミュージックも多く取り入れています。ミニゲームごとに戦況の移り変わり具合も異なるので、それに伴って楽曲の変化の幅も変わってくるというのが難しい部分でした。
個人的に思い入れの強い楽曲は、カードゲーム『クイーンズ・ブラッド』。作中での登場回数が多いミニゲームなので、何度プレイしても何度聴いても気分が上がるような気持ちよさを意識してアレンジしました。そして今作では作編曲だけでなく、シタールの演奏や合唱隊として歌唱に参加したり、さらにはコントローラの振動を付けたりなんかもしています。
私自身全力で楽しみながら制作に取り組みましたので、一人でも多くの方に体験してもらえると嬉しいです。
碓井淳之介さんプロフィール
株式会社スクウェア・エニックスサウンドディビジョン所属 サウンドデザイナー。幼少期にエレクトーンを学び、高校時代は合唱部に所属。大阪音楽大学ミュージッククリエーション専攻へ入学し、同時に作曲を始める。在学中に様々な合唱団への編曲依頼をこなし、2019年には関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏により自作曲を初演した。大学を卒業後、2021年にスクウェア・エニックスに入社。『FINAL FANTASY VII REBIRTH』『FORSPOKEN』をはじめとするタイトルにおいて音楽編集・作編曲・効果音制作などを担当。
主な実績
・FINAL FANTASY VII REBIRTH Composer/Choral Arranger/Sitar
・FORSPOKEN Sound designer
・タクティクスオウガ リボーン Sound designer
・STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN Sound designer
・HARVESTELLA Sound designer ほか
・FORSPOKEN Sound designer
・タクティクスオウガ リボーン Sound designer
・STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN Sound designer
・HARVESTELLA Sound designer ほか