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Come on!私たちのステージへ~「吹奏楽演奏会」注目ポイントを解説!


「大阪音楽大学吹奏楽団」として出演する管楽器専攻生

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大阪音楽大学「第56回吹奏楽演奏会」が2025年3月1日(土)、ザ・シンフォニーホールで開かれます。大学の管楽器専攻3年、佐々木丈仁さん(サクソフォーン)による3つの注目点を紹介します。

私が解説します!

佐々木丈仁(大学3年・管楽器専攻)
2003年生まれ。兵庫県立伊川谷北高等学校を卒業後、大阪音楽大学へ進学。現在、大阪音楽大学3年次在学中。第7回堺管打楽器コンクール高校の部・木管部門第3位。第24回大阪国際音楽コンクール木管部門Age-U入選。これまでにサクソフォーンを崔勝貴氏に師事。室内楽を大石将紀氏に師事。日本ジャック=ダルクローズ協会会員。

ここに注目①
“名曲揃い!選曲のこだわりとは?”

この演奏会を開催するにあたり、指揮のボストックさんに選曲をしていただきました!その選曲理由について、現時点での僕なりの推測を期待と不安を込めて書こうと思います。

まず、なんといっても名曲がいっぱい! 全て吹奏楽のために書かれたオリジナル作品であり、ボストックさんと同じイギリス出身の作曲家の作品やイギリス民謡を用いた作品など、イギリスに関連する作品で構成されています。対位法などを用いた伝統的な作風の「トッカータマルツィアーレ」をオープニングに、メインは「カラーシンフォニー」で現在も活躍する作曲家の作品というプログラムはなんとなく時代をなぞっているような気が…。

世界で活躍するボストックさんが何を考え、どのような意図を持って選曲をしたのかに思いを寄せながらこだわりを考えてみました。

ここに注目②
“指揮者ダグラス・ボストック”

ダグラス・ボストック氏

ボストックさんは日本との交流も長く、2000年から10年にわたり東京佼成ウィンドオーケストラの常任指揮者を務め、2001年には真島俊夫が作曲した「三つのジャポニスム」の初演も行っています。そして2025年4月からはオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの常任指揮者に就任することが決まっています。

豊かな表情と卓越したタクトによって奏される彼の音楽に触れることのできるこの機会をとても光栄に思います。ここ数年は作曲家が来日してその作品を演奏するシリーズでしたが、それを抜けて一体どのような演奏になるのか、いち演奏者として楽しみにしています。

ここに注目③
“個性豊かな音色”

昨年度の公演の様子

今回の舞台で演奏をする大阪音楽大学吹奏楽団というのは、吹奏楽の授業を履修する3、4年生(シニアクラス)で構成される楽団です。このシニアクラスは、毎年豪華な指揮者を迎える集大成のような吹奏楽演奏会です。音楽大学で勉強をする学生の集まりであるこの吹奏楽団は、ソリストの集まりということも出来ます。そんなソリストたちが指揮者の元、一つになり演奏します。

そして卒業生の学内最後の本番ともなる本演奏会は、サクソフォーンやトランペットのソロを始め、様々な想いの籠もった演奏が曲の魅力をより一層引き立ててくれるのではないでしょうか。

是非演奏会へお越しの上、プロの指揮者と正面から向き合う学生の勇姿を見届けていただけたらと思います!
Text / 佐々木 丈仁(大3・管楽器専攻)

\ ご来場お待ちしています /
公演のお知らせ

大阪音楽大学 第56回 吹奏楽演奏会
公演日時:2025年3月1日(土)18時00分 開演(17時00分 開場)
会場:🔗ザ・シンフォニーホール
Program:R.ヴォーン・ウィリアムズ「トッカータ・マルツィアーレ」/G.ホルスト(伊藤康英校訂版)「吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調」/P.A.グレインジャー(F.フェネル校訂版)「リンカンシャーの花束」/M.エレビー「ノーフォーク狂詩曲」/P.スパーク「交響曲 第3番『カラー・シンフォニー』」
入場料:3,500円(全指定席)
※高校生以下、本学の在学生・教職員(演奏員は除く)・研究生・科目等履修生は無料です。
※チケットは定員に達し次第、申込受付を終了します。
※やむを得ない事情により、曲目・出演者・開演時間・開催日を変更することがあります。
※未就学児のご入場をお断りいたしております。