太田先生とぺぱたんの大音生活。

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因縁の（？）戦い。太田先生withぺぱたんvs立ちはだかる階段

お腹が満たされたところで、本日の初仕事「MB専攻教員ミーティング」が行われる部屋へ。ミーティングルームは2階にあるので、ぺぱたんを持ち上げて階段を上らなければなりません。もちろん一人で持ち上げるのは不可能なので……急遽パワーがありそうな二人に応援を要請！3人で力を合わせて階段に勝利しました！

MB専攻、はじまりの時。

今回のミーティングでは、主に新入生ガイダンスの流れを確認しました。太田先生をはじめ、MB専攻教員の気合も十分！学生たちを迎える準備が整いました。

ミーティングのあとは新入生ガイダンスへ。ガイダンスが行われるMB専攻フロアは別棟にあるため、ぺぱたんは残念ながらお留守番。太田先生はガイダンスに出席し、記念すべき第1期生をお迎えしました。当初の想定を大きく上回る46名もの学生が集まった教室から、ついにMB専攻スタートです。

太田先生： 1期生の皆さんと会えるこの日を、とても楽しみにしていました。46人全員の前に初めて立ったとき、MB専攻のために作られた教室がいっぱいで「わぁ」となりました。最初に話したことは、「私たち教員はお道具箱の中にいる道具だと思って、必要なときに必要な道具を自ら取りに来てください」ということでした。いい道具になれるように頑張ります！

緊張の瞬間！「辞令交付式」

再び太田先生とぺぱたんが合流し出席したのは「辞令交付式」。今年度着任する専任教員や役職に就任する教員へ、中村孝義理事長から一人ひとりに辞令が手渡されます。今回、ぺぱたんには辞令は出ていないのですが、中村理事長の快諾により同席が実現。太田先生が辞令を受け取る瞬間を見守っていました。

中村理事長の話にベストタイミングで相槌を打つぺぱたん

お疲れ様でした！

こうして二人の大音生活初日が無事に終了しました。

太田先生：大阪音楽大学では、どこへ行ってもぺぱたんを自然に迎え入れてくださることが不思議でした。実は、「ロボットを迎え入れることに異論などなかったですか？」と質問したのですが、「だめな理由はありますか？」と逆に問われてしまうほどでした（笑）青い空にピンク色の満開の桜が映える日に、こうして大阪音楽大学の教員生活を始められることを、とてもうれしく思います。

太田智美（Tomomi Ota）
国立音楽大学附属小学校、中学校、高等学校でピアノを専攻し卒業。同大学、音楽教育学科音楽教育専攻（教員免許取得）、及び音楽学研究コースを修了。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程修了（研究科委員長表彰）。営業・技術者コミュニティ支援・記者職（アイティメディア株式会社）、研究開発組織「R4D」プロデューサー（株式会社メルカリ）を経て、現在慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科附属メディアデザイン研究所リサーチャー。同研究科後期博士課程在学中。2016年にヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」結成。情報処理学会会誌編集委員、Videographer、記者、国家戦略特別区域計画の特定事業「CiP協議会」プロデューサーを兼任。2014年からロボット「Pepper」と生活を共にしている。
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