打楽器専攻(4年制)/打楽器コース(2年制)
パーカッションオーケストラコンサート
(ザ・カレッジ・オペラハウス)
アカデミックに技術を極め、
あらゆる将来志向に応える。
あらゆる将来志向に応える。
カリキュラムの軸は「アンサンブル」。さまざまな合奏系科目を経験することで、セッションの感覚、奏者間のフォロー精神、メイン奏者とサブ奏者における演奏技術の使い分けなど、将来打楽器奏者として活躍するうえで欠かせない技術を養います。
パーカッションオーケストラコンサート(動画)
大音の打楽器といえば「パーカッションオーケストラコンサート」。毎年、全学年・全員が参加し、本来多数の楽器で奏でるオーケストラ曲を打楽器のみで演奏します。学びの集大成としてはもちろん、多様な音の集合体であるオーケストラ曲を“ 単一の楽器”でいかに再現するかのチャレンジでもあります。他楽器が担う音を打楽器で表現することにより、楽譜における音の強弱にもさまざまな解釈があること、編成の特色、色彩感の追究を理解する絶好の機会になります。
大阪音楽大学管弦楽団 サマー・コンサート2024
打楽器コンセプトムービー
学びの特色
「合奏」から「基礎科目」まで
充実のカリキュラム
個々の課題に合わせた「個人レッスン」はもちろん、打楽器のみで行う「専門合奏」、古典から現代における多様な作品を取り上げる「室内楽」(大学のみ)、他専攻と合同で行う「吹奏楽」や「オーケストラ」など、合奏科目が特に充実。実技への理解を深められる「ソルフェージュ」「音楽理論」などの基礎科目も豊富です。1~2年次(短大は1年次)で基礎技術を固め、3~4年次(短大は2年次)は目標に応じて教員が丁寧に指導を行います。
打楽器(個人レッスン)
専門合奏
室内楽
「オーケストラ」の授業を動画で視聴する
打楽器演奏家特別コース(4年制)について
高度な個人実技レッスンに加え、将来の志向に応じて多彩な授業をアレンジできることに特化したコースです。本学が誇る多彩な教員からオーケストラ・吹奏楽・室内楽、各種アンサンブルなどを学ぶことができます。
毎週45分の「個人レッスン」に加え、
「管弦打演習特AI~BIV」を実施(年間30回)
「管弦打演習特AI~BIV」の特徴
- 将来志向に応じて自由に授業内容をセレクトできる
(「専門実技」「オーケストラスタディ」「バンドスタディ」ほか)
- ジャンル毎に希望の教員に師事できる
- 一部のレッスンはピアノ伴奏付き
「演奏家特別コース」ならではの取り組み
- 年1回、大学内の本格ホールで「リサイタル」を開催
- 2年次から「室内楽」の受講が可能
(通常は3年次より履修)
※「打楽器演奏家特別コース」について
一部の奨学金制度が適用外となります。後期総合型選抜では受験できません。大学・短大とは異なる課題曲で入学者選抜を実施します。詳しくは入試センター(0120-414-015)までお問合せください。
一部の奨学金制度が適用外となります。後期総合型選抜では受験できません。大学・短大とは異なる課題曲で入学者選抜を実施します。詳しくは入試センター(0120-414-015)までお問合せください。
打楽器に打ち込める日本有数の施設・設備
打楽器専用練習室
マリンバ、ティンパニなどを常設する専用練習室。個人レッスンや自主練習で利用することができます。
マリンバ、ティンパニなどを常設する専用練習室。個人レッスンや自主練習で利用することができます。
吹奏楽・オーケストラ用大教室
オーケストラや吹奏楽の練習ができる大教室。レッスンやアンサンブル、オーケストラの授業、リハーサルなど、さまざまな場面で活用されています。
オーケストラや吹奏楽の練習ができる大教室。レッスンやアンサンブル、オーケストラの授業、リハーサルなど、さまざまな場面で活用されています。
学内完備の各種打楽器
ティンパニ
・本皮仕様:1セット
・プラスティック皮仕様:5セット
・バロックティンパニ:4台 ほか
・本皮仕様:1セット
・プラスティック皮仕様:5セット
・バロックティンパニ:4台 ほか
マリンバ
・5オクターヴマリンバ:6台
・バスマリンバ:3台
・4オクターヴ半マリンバ:8台 ほか
・5オクターヴマリンバ:6台
・バスマリンバ:3台
・4オクターヴ半マリンバ:8台 ほか
その他
・コンサートタム:57台
・スネアドラム:15台
・バスドラム:7台
・各種グロッケン、ビブラフォンほか多数
・コンサートタム:57台
・スネアドラム:15台
・バスドラム:7台
・各種グロッケン、ビブラフォンほか多数
全教員のレッスンが何度も
聴講できる「オープンレッスン制度」
在籍している専攻・コースにかかわらず、全ての教員のレッスンを聴講できる「オープンレッスン制度」を導入。事前に申し込めば何度でも利用できます。各教員が得意とするジャンルを多く聴くことで、演奏家としての幅が広がります!
学生紹介・卒業後の進路
学生の紹介
(2024年度時点の学年です)
中村 和奏さん
打楽器専攻 4年
小松市立高等学校 出身
――大音に入学して良かったことは何ですか?
楽器や練習室などの設備や施設が充実していること。同じ楽器でもさまざまなメーカーのものがあり、それぞれの特色を確認した上で、楽曲ごとに合う楽器を試行錯誤できるところも魅力です。
――今、力を入れていることは?
オーケストラの授業で取り組んでいるティンパニの演奏。第二の指揮者とも呼ばれるティンパニで、音楽を動かすにはどうすればいいかを研究しています。
――いつも心がけていることは?
音色、音の方向性、音楽の流れ、構造などを考えてから演奏すること。あらかじめ出したい音や音楽のイメージを持ったうえで、それらをつくるにはどう演奏したらいいかを模索しています。
――あなたの目標を教えてください!
演奏を聴いてくださった方の心を動かせる打楽器奏者になること。自分にしか出せない音色や音楽をつくり、全身全霊を込めた演奏で感動を届けたいです。
楽器や練習室などの設備や施設が充実していること。同じ楽器でもさまざまなメーカーのものがあり、それぞれの特色を確認した上で、楽曲ごとに合う楽器を試行錯誤できるところも魅力です。
――今、力を入れていることは?
オーケストラの授業で取り組んでいるティンパニの演奏。第二の指揮者とも呼ばれるティンパニで、音楽を動かすにはどうすればいいかを研究しています。
――いつも心がけていることは?
音色、音の方向性、音楽の流れ、構造などを考えてから演奏すること。あらかじめ出したい音や音楽のイメージを持ったうえで、それらをつくるにはどう演奏したらいいかを模索しています。
――あなたの目標を教えてください!
演奏を聴いてくださった方の心を動かせる打楽器奏者になること。自分にしか出せない音色や音楽をつくり、全身全霊を込めた演奏で感動を届けたいです。
- TimeTable(2024年度後期例)
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
1 | 副科鍵盤楽器Ⅷ(ピアノ) | ||||
2 | 教職実践演習(中・高) | ||||
3 | 吹奏楽Ⅶ (管打) | 専門合奏Ⅷ (打) | オーケストラⅧ (管打) | ||
4 | 打楽器Ⅷ | 吹奏楽Ⅶ (管打) | 専門合奏Ⅷ (打) | オーケストラⅧ (管打) |
卒業後の進路
オーケストラや吹奏楽の楽団員、アンサンブルプレイヤーやソリスト、スタジオミュージシャンなど、プロの奏者として活動するのはもちろん、学校の教員として音楽指導を行う卒業生も多数。幼稚園から小・中・高校、大学まで、幅広い教育現場で活躍しています。
進路例
- マリンビスト
- 現代音楽ソリスト
- 吹奏楽プレイヤー
- オーケストラプレイヤー
- 打楽器インストラクター
- 教員 etc...
教員紹介
受賞ソリストに
オーケストラ奏者、
現代音楽奏者...
さまざまなジャンルに
強い指導陣。
オーケストラ奏者、
現代音楽奏者...
さまざまなジャンルに
強い指導陣。
多彩な教員がそろっており、目標の変更にも柔軟に対応できます。「当初は吹奏楽を専門にしたかったけど、ソリストを目指したい」「オーケストラに興味がわいた」など、目指す方向にふさわしい教員が丁寧に指導します。
マリンバソリスト
大森 香奈 講師
大阪音楽大学音楽学部卒業、同大学大学院修了。イタリア国際打楽器コンクール第1位。KOBE国際音楽コンクール最優秀賞(第1位)。京都府精華町より町民文化賞を受賞。アメリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ各国から招致され、ソロリサイタルやマスタークラス、音楽大学での特別講義、国際マリンバフェスティバルでの講師や国際コンクールの審査員を行なっている。
大阪交響楽団奏者
小谷康夫 講師
大阪音楽大学音楽学部卒業。第1回日本管打楽器コンクール第3位入賞。オペラハウス管弦楽団ティンパニ奏者を経て現在、大阪交響楽団首席ティンパニ奏者。小谷康夫&アンサンブル「ism」主宰。
Osaka Shion Wind Orchestra奏者
高鍋歩 講師
愛知県立芸術大学音楽学部卒業後、Osaka ShionWind Orchestraに入団。以降、オーケストラへの客演、クリニック開催、TV出演、レコーディングなど幅広く活躍。パーカッションパフォーマンス「Beat JACK」メンバー。
マルチプレイヤー
寺山朋子 講師
東邦音楽大学卒業、尚美ディプロマコース修了。ニューヨーク国際音楽祭等、国内外にてソロ・アンサンブル曲を委嘱初演。レコーディング、審査や後進の指導等、活動は多岐に渡る。日本打楽器協会理事、「FORT」パーカッションアンサンブルメンバー。