グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



専攻・コース

ホーム > 専攻・コース > 電子オルガン専攻(4年制)

電子オルガン専攻(4年制)




2026年4月、作曲専攻、ミュージッククリエーション専攻、作曲デザイン・コースの3つの学びが統合し「音楽クリエイター専攻」にリニューアルします。ここで電子オルガンを学ぶことができます。
▸ 詳しくはこちら

毎年開催
「電子オルガン・コンサート」

毎年開催する、電子オルガンならではの創意工夫に満ちたコンサート。
「ピアノコンチェルト」「ダンスパフォーマンス」「混声合唱」「オペラ・アリア」「ジャズ」とのコラボレートが実現しています。

  • 「第30回電子オルガン・コンサート(2021年度)」をYouTubeで視聴する

学びの特徴


理論と実践、基礎から応用まで
体系的に学ぶカリキュラム
〈4年間の流れ〉


〈1年~〉ジャンルごとの奏法・理論を学ぶ
クラシックとジャズ・ポピュラー、それぞれの演習やセミナーが充実。理論と技術を同時に学び、実技レッスンや演奏会での実践を通して各ジャンルヘの理解を深め、表現技術を磨きます。

〈1年後期~〉アレンジ能力を習得
スコアリーディングやCDコピーなどを通して、室内楽、吹奏楽、バンドほか多様なジャンルを追究。楽譜を読み解き、アレンジすることで各ジャンルの特徴を深く理解します。

〈2年~〉多彩なアンサンブルを経験!
音楽の総合大学である環境を最大限に活用。多彩な専門楽器とのジャンルを超えたアンサンブルによって経験を積み、幅広く活躍できるプレイヤーを目指します。

〈3年~〉表現力を極める
楽器の特性を理解し、表現者としての感性を高めます。

〈3年後期~〉自作曲作品に取り組む
1~2年次で得た知識と能力を活かし、さらに高度な和声法や作曲技法を習得することで、将来活躍するための大切なスキル「創造力」を養います。

〈4年~〉個々の音楽性と楽器の機能とのマッチングが完成!


高い専門性と個性を磨く教育で
電子オルガンの奏法を究める


楽曲制作実践
音楽ソフト「Pro Tools」による楽曲制作を実習、音楽制作に必要なスキルを身につけます。
担当教員:安藤 ヨシヒロ 特任准教授


プラクティカル・スタディ
さまざまな演奏法を身につけ、舞台発表するまでをトータルに学ぶ実践科目です。

〈前期〉多彩なアンサンブルに挑戦!
4リズムについての知識を深めたり、アンサンブルを経験します。

〈後期〉他専攻とのコラボレートで総合力を養成
「電子オルガン・コンサート」でのコラボレート作品に取り組みます。他のパフォーマンスと協働するコンサートの成功を目標に、企画から人脈づくりまで経験し、音楽人に必要なすべてを養います。

ダンスと音楽

ピアノとのコラボレーション


国内随一の充実した施設

電子オルガン専用のレッスンフロアがある「100周年記念館」。

大阪音楽大学が2015年に創立100周年を迎えたことを記念して建設された、地上8階建ての新校舎です。
質の高い施設設備を集約して利便性を高め、4階の「ジャズ・電子オルガン・作曲デザインのフロア」には、数多くある練習室や教室に合計30台以上の電子オルガンを用意。先生からの指導も受けやすく、演奏しやすい環境です。
記念館は地域との交流を育む場としても活用され、音楽文化の新たな発信源となっています。

  • 練習室を含む専用教室:6室
  • 電子オルガン:計30台以上(ELS-02X、ELS-02C、ELS-02、ミュージック・アトリエAT-800 を含む)

在学生・卒業生の紹介


在学生

(掲載学年、時間割はいずれも2022年度のものです)

山口 風香さん(電子オルガン専攻3年)
上宮高等学校 出身

――大音に入学して良かったことを教えてください
日々、自分のスキルが上がっていくのを感じることです。丁寧に指導してくださる先生方はもちろん、一緒に学ぶ友人たちもみんな音楽に真摯に向き合う人たちなので、毎日が楽しいです。

――いま集中して取り組んでいることは?
様々なジャンルの音楽について学ぶことです。クラシックやジャズ・ポピュラー、日本の伝統的な音楽など、それぞれのジャンルに特化した授業を受けることができるのでとても勉強になります。

――大切にしている練習法はありますか
昼間に実技の練習、夜間に筆記の勉強というように、時間を分けて使うことです。授業の空いている時間に練習室で練習するなど、時間を有効に使うことを大事にしています。

――最後に目標を教えて!
電子オルガンの魅力を最大限に引き出せるような演奏ができるようになりたいです。そのためには、ただ演奏するのではなく、楽器の特性を理解して演奏するように気をつけています。
  • Timetable
MON TUE WED THU FRI
1 電子オルガンクラシック応用演習II 日本伝統音楽概説 副科弦楽合奏(ヴァイオリン)B
2 英語A IV 副科鍵盤楽器VI(ピアノ) プラクティカル・スタディB III
3 電子オルガンジャズ・ポピュラー応用演習II 楽曲研究 電子オルガンVI 創作実践ピアノII 文学
4 情報処理概論B 作曲・編曲法B レパートリー実践VI
5 文化とオペラ



杉山琴音さん(電子オルガン専攻2年)
大阪府立藤井寺高等学校 出身

――大音に入学して良かったことを教えてください
レッスンや授業などで、いろんな先生から沢山のことを学ぶことができます。どの先生も優しく、熱心に教えて下さる事がとても嬉しいです。

――いま集中して取り組んでいることは?
クラシック、ジャズ・ポピュラーなどいろんなジャンルに挑戦しています。そして学んだことは苦手な即興演奏などに活かせるよう練習を重ねています。

――大切にしている練習法はありますか
自分が弾く演奏を録音、録画して聞き直し、修正していくことです。自分が弾いている時よりも客観的に冷静になって聞く事ができるので、音源と聴き比べたりして、自分の癖などを修正して無くすことを意識しています。


――最後に目標を教えて!
いろんな曲に挑戦してどのジャンルでも自信を持って演奏できるようになること、そして授業やレッスンで学んだことを生かしてオリジナル曲を制作することです。
  • Timetable
MON TUE WED THU FRI
1 ドイツ語B IV 音楽理論IV(基礎) ドイツ語A IV 副科声楽演習B I ソルフェージュVI
2 電子オルガンクラシック基礎演習IV 諸民族の音楽 教育課程論 教育学概論B
3 ピアノ教授法 電子オルガンジャズ・ポピュラー基礎演習IV 教育方法論(ICT活用含む) メディア論入門 プラクティカル・スタディB II
4 副科鍵盤楽器IV(ピアノ) レパートリー実践IV
5 電子オルガンIV 音楽科教育法(合唱) キャリアプラン



卒業生

白岡 紗苗さん
電子オルガン・コース2019年度卒業

〈進路〉ヤマハエレクトーンデモンストレーター

多彩な音色で本学を表現し、伝えられるのが魅力。
Q. 大音で学んでいかがでしたか?
楽しく学べたのはもちろん、苦しい時期も支えてくださった先生方、今でもずっと関わっている大切な音楽仲間に出会えたのは、大音で過ごせたからです。とても充実した2年間を送れました。

Q.「電子オルガン」の魅力は?
自分の感じた音楽をたくさんの音色やリズムで表現し、伝えられるところです。バンドやオーケストラの演奏を一人でできる楽器だからこそ、幅広いジャンルの音楽をより深く知っていけます。

Q. 未来の後輩にアドバイスを!
学生時代はあっという間に過ぎますが、努力した分、視野が広がり、いろいろなことに挑戦させていただける機会が増えると思います。支えてくださっている周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、まずは目の前のことに全力で向かってください!

出納 舞香さん
電子オルガン専攻2021年度卒業

〈進路〉ヤマハ音楽教室システム講師

大音なら自分の糧になることがたくさん得られる!
Q. 大音で学んでいかがでしたか?
曲のアレンジや作曲につながることをジャンルごとに学べたり、さまざまなプロの方からレッスンを受けられたりと魅力がいっぱい。同じ志をもつ仲間と切磋琢磨できることが刺激にもなっていました。

Q.「電子オルガン」の魅力は?
打楽器なども含め、何百種類もの音色がリアルに奏でられること。大学4年間で演奏の機会を数多くいただきましたが、「聴いていて楽しかった」「いろんな音が出るからこその迫力が良かった」など、うれしいお言葉をたくさん頂戴しました。

Q. 未来の後輩にアドバイスを!
大音なら他楽器のことも学べたり、他専攻の学生と交流を深めたりもできるので、自分の世界が一気に広がります。自分の糧になることがたくさん得られるので、何事にもぜひ挑戦してください!


DAION電子オルガン研究会「JOINUS」

電子オルガン専攻卒業生らが参加する「JOINUS」。電子オルガンの可能性を追求し、その多様性を広げようと、さまざまな演奏活動を行っています。卒業生の演奏活動を支え、音楽を「仕事」へとつなげます。