新交響楽団から日本交響楽団へ名称変更

NHK交響楽団の前身である新交響楽団は、指揮者であり作曲家であった、近衛秀麿により1926年10月5日にプロ・オーケストラとして結成された。紆余曲折を経ながらも、1936年、ドイツから世界的指揮者、ヨーゼフ・ローゼンシュトック(米国亡命後にジョセフ・ローゼンストックという表記になる)を専任指揮者として迎えたことにより日本を代表するオーケストラとして成長した。

その後、名称を1942年に「日本交響楽団」と変更した。ローゼンシュトック時代には年2回の関西定期演奏会を行い、本格的な交響楽にふれる機会として大阪朝日会館での公演は人気を集めた。戦時下も外地への慰問活動など演奏を継続し、山田和男、尾高尚忠ら日本人指揮者も育っていった。戦後の1951年に日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称した。

昭和12年10月8日 新交響楽団演奏会プログラム(『会館芸術』10月号)

新交響楽団演奏風景(昭和14年6月4日 大阪朝日新聞)