永井幸次の作曲活動

永井幸次は生涯に千数百曲の作品を作曲している。永井幸次の作曲ノートは100冊以上残されており、唱歌以外にも全国各地から校歌や団体歌の依頼を受けて作曲していた。

「合唱曲」シリーズが中学生向けであったのに対して、1922年(大正11年)には小学生向けの「小学校唱歌新教材」シリーズの出版が始まる。洋楽黎明期の作品需要、楽譜需要に応える楽譜出版の収益が高価な楽器を必要とする音楽学校を支える収入の一部となった。

永井幸次が自作中最も愛した曲とされる《菊》自筆譜(合唱曲シリーズ第30篇)